●『驚異のはちきん小説!「はちきん」と呼ばれる女』その86。プチ土佐弁講座付。

「のう、ぼくよ。なかなかえいもんいっぱい買うちゅうねえ~」
A MAXの買い物かごに「ライダースナック」をてんこ盛りにしているジャリにいきなり話しかけるはちきん。
しかしジャリは返事しない。
(ぐわっ!このガキ、スルーかや?)
へんしも怒りがさく裂しそうになったはちきんだが、
(おっと、いかんいかん、相手はジャリじゃか!ここはセクシーな大人の女として手本を見せな・・・)
「のう、ぼく、ぼく!そのライダースナックち、どんながでえ??」
やや声のトーンを上げて尋ねたはちきんに対してジャリは、
「ああ?おばちゃん、誰??」

・・・・・・

何かよくあるパターンのような気もするが、いかにパターンであっても言われた方には衝撃の言葉。
しかもはちきんは20代前半なのである。

どうなるはちきん?
どう出るはちきん??

※この小説は(もちろん)フィクションです。

※とっても可愛いのに何をやっても上手くいかないヘンなぼっちゃんを応援しよう!