●『驚異のはちきん小説!「はちきん」と呼ばれる女』その110。プチ土佐弁講座付。

▲「帯屋町と薊野で漂流」

せっかく「バナナの皮・・・をゴムで作ったおもちゃですってんころりん」のパフォーマンスを繰り出したというのに肝心のはちきんキッズは振り向きもせず、土佐尾長鶏女子高校の制服を着たグループにくすくす笑われているという思いもよらぬ状況を生み出してしまったはちきん。
しかも何と、その土佐尾長鶏女子高校の生徒たちがアーケードのど真ん中で転んだ姿のままのはちきんをスマホで撮影してるではないか!
(あーー!こいたあらあ何しゆがな!こんな恰好撮られたらまずいじゃかや!!)

動揺するはちきん。
「こりゃこりゃ、あんたらあ!勝手に写真撮ったらいかんぜよ!やめとうせや!!」


※この小説は(もちろん)フィクションです。

※とっても可愛いのに何をやっても上手くいかないヘンなぼっちゃんを応援しよう!