『驚異のはちきん小説!「はちきん」と呼ばれる女』その120。プチ土佐弁講座付。

▲「帯屋町と薊野で漂流」

ピチピチピチピチ。
ピチピチピチピチ。
ピチー!

「ヘンなぼっちゃん」と名乗る人物、あるいは少年と呼んでもいいだろうか、それ以上に童子と称した方が近い容貌だ。
(うぐっ・・・。カワイイ・・・ような気がする)
とはちきんも惑わされつつあるのか。
(おっと、いかんいかん。それよりもあていとどっちが「人気者」かはっきりさせちゃらないかんわや!)
ヘンなぼっちゃんが口にした「人気者」という言葉にこだわるはちきん。
そう、、はちきんの中では、「はちきんは最高の人気者」であるべきなのだ。
そしてはちきんの目論む「世界征服」は、「はちきんが世界一の人気者になる」ことに極めて近い。

※この小説は(もちろん)フィクションです。

※とっても可愛いのに何をやっても上手くいかないヘンなぼっちゃんを応援しよう!