西原理恵子に関して言えば、わたしは特に好きでも嫌いでもない。
実は以前は「好き」の部類だったが、最近はどうも彼女の「泣かせもの」(←西原理恵子に関して、本当はこの表現は当てはまらないと思うけれど、メディアではこんな感じで扱われている)が表面に出ることが多く、その「メディアのり」に同調できないのだ。
「泣ける」と宣伝文句に書かれているのを読んだり観たりして、本当に「泣ける」といのうがよく分からないのだけれど。
とまあいろいろ言いながら、どこか西原理恵子の持っている「本物」の部分は変わりないのだろうなという気はしている。

そんな西原理恵子のいい部分が出ているのが勝間和代との対談の次の部分。
内容に賛否はあるだろうが、とりあえず笑える。


西原 結婚という人の感情に一生を任せたら、それは危険でしょう。
勝間 まさにその通りです。
西原 そんな恐ろしいことはないです。好きは簡単に嫌いになりますから。
勝間 しつこく言ってるんです。会社に依存するな、夫に依存するなって。
西原 男の人に依存して、あとの40年、50年、60年どうするつもりなの、と。
勝間 嫌われるかもしれないし、嫌いになるかもしれないし。
西原 両方が大嫌いになっている家がありますからね、たくさん。
勝間 離婚する負担が重くてできないんですよね。お互いに。
西原 たがいに体力温存してるしかないみたいな。

        「勝間和代の日本を変えよう」勝間和代(毎日新聞社)