セドリック・クラピッシュが監督した「l'espace d'un instant」というドキュメントがある。
パリ・オペラ座バレエ団のオレリー・デュポンを三年間に渡って撮影したという。
まだ全ては観ていないが、これはすごい内容の作品だ。
バレエを扱ったドキュメントの「金字塔」と言っても差し支えないだろう。
さすがは第一線の映画監督セドリック・クラピッシュが撮っただけはある。(彼の作品の全てが楽しめるわけではないけれど)
映像のキレがよく、アングルなどもバラエティに富んでいて、飽きさせられることがない。
何よりも「最高のバレリーナ」を「最高の時期」に記録したという重みは何ものにも代えがたい。