すぐに反応しない岡っちに太郎はやや不満そうに畳みかける。
「ねえ、映画今度でいいじゃない。おれ今、岡っちとしたいよ~」
「え、でも・・まだ朝だし」
「時間なんか関係ないよお~。岡っちはおれが好きなんだろう?」
「・・・」
「好きじゃないの?」
「好きよ」
「じゃあしようよお・・。それとも別れるう~~??」
「・・・・・」
「ね、いいでしょ?!じゃあ行こう!」
太郎は岡っちの手を引いて恵比寿ガーデンプレイスを横切ろうとした。
その時だった・・。