前回までのあらすじ
(猛獣のようにビタミンCの研究を始めた素敵なバカ。その時恐るべきことが。。)

ああ!

素敵なバカの目の前に現れたのは、またしてもウスバ蜉蝣。
しかし頬はウルウル美肌、黒々とした髪の毛が波のように揺らめいている。
「ふふふふふう~~」
そのウスバ蜉蝣は自信満々に微笑んだ。
「き、君!」
動揺しながらも呼びかける素敵なバカ。
「何だい、素敵なバカさん?」
いささかツンデレ気味のウスバ蜉蝣。
「ど、どうして君はそんなにウルウルツヤツヤの美肌なんだい?」
ウスバ蜉蝣は妖しく微笑んだ。
口元からホワイトニングを施したとおぼしいまでに白い歯がキラリと光った。

(わたしの書く「アンチエイジング」に関する文章は、「アンチエイジング」
に関する思考・志向を言葉で表現しようとするものです。いわば「アンチエイ
ジング」に対する「文芸」的表現と位置づけています。
「このようなアンチエイジングは効果がある」という主張ではないという前提、
ご了承ください)