内閣府が4月26日に「2008年度の1人当たり県民所得」を発表している。
このような数字が「人間の幸福」とどれだけ関係あるか、それともまったくないかは別として、表をジロジロ眺めていると興味深い発見があったりなかったり(笑)するものだ。
とは言え、「所得」など、あらゆる「県民指標」は長い間ほぼ同じような序列で定着している。
と言うことは。ある県がいきなり「20県分ごぼう抜き!」などという現象が起こればかなり目立つわけだ。
それでは「2008年度の1人当たり県民所得」上位からなんとなく(笑)眺めてみよう。

1、 東京   2、愛知   3、静岡   4、神奈川   5、大阪
6、 滋賀   7、千葉   8、富山   9、茨城    10、埼玉

当然のことながら大規模な工業地域を擁する都道府県が上位を占める。
県の規模を考えると、富山が上位へ入っているのが興味深い。
愛知は2位だけれど、落ち込み幅は10.8%と大きかったという。
ちなみに東京の「1人当たり県民所得」は415.5万円、愛知は323.4万円だ。