正直こうなるんじゃないかと思っていた。
やはり・・。
「マニュエル・ルグリの新しき世界II」に出演予定だったオレリー・デュポン、そしてイルゼ・リエパ、オルガ・エシナ、マリア・ヤコヴレワ、キリル・クルラーエフ、エノ・ペシが福島原発の影響を憂慮して来日中止。ロマン・ラツックとウラジーミル・シショフは怪我のために来日中止。

8月に予定されていたが「延期」となったニコラ・ル・リッシュ中心のガラにも出演予定だったオレリー・デュポンが7月に来日するのだろうかと疑問に思っていたのだが、「やはり」という感じだ。
ただNBS(日本舞台芸術振興会)だけれど、オレリー・デュポンが来日しないことを「今」知ったというのは無理がある。もっと前から意思表示があったとどうしても想像するのが人情というもの。

日本の原発関係機関、政府、マスメディアなどの愚劣な対応を考えると「来日中止」を非難できるはずもないが、それにしても世界最高クラスの数パースター レディ・ガガが被災地支援のためのイベントのため昨日来日、バレエ界でもシルヴィ・ギエムが秋に被災地支援を目的とした公演を行う、などと言う事実と比較すると・・。