大晦日に1日前のあるカフェで。
わたしはカフェオレを注文し、あわただしさの中の寛いだひと時を過ごしていた。

わたしの後ろのテーブルに若い女二人連れが座ったんですわ。
で、そのうちの一人がすぐに息巻き始めた。

「わたしを選ばんかったことに罪悪感を抱かせたいのよ!」
(もう一人)「うん、そうやねえ・・・」
「わたしを選ばんかったことを後悔させてやる!」
(もう一人)「ホントにねえ・・・」

大晦日にねえ。
わたしは「もう一人の女」に、「お疲れ様」と声をかけたくなくもなかった。(笑)