2012年ボリショイ・バレエ「白鳥の湖」キャスト表の謎。
つまり「白鳥」としてスヴェトラーナ・ルンキナの名前が載っているのにアンナ・ニクーリナの名前もあるという事実。
そう、アンナ・ニクーリナは「別の役」で出演することになっていたのだ。
俄然意気盛ん(笑)となるわたし。
「白鳥」のニクーリナこそ心底観たかったけれど、何の役であれ「出る」と「出ない」とではえらい違いだ。
それほど「今」しかない魅力がある、今のアンナ・ニクーリナには。
ではニクーリナは何の役で登場することになったか。
「王子の友人」としてだ。

「王子の友人」。
これはどんな役だろう。
「役」というほどのものではない。
二人の女。
二人の女がジークフリート王子と踊るだけ。
それが「王子の友人の役割」だ。


そして今日もぼくは叫ぼう、ミリアム・ウルド-ブラム Myriam Ould-Brahamへ!

Bravo!Myriam!
Vous êtes belle!
Vous êtes mgnifique!