●『驚異のはちきん小説!「はちきん」と呼ばれる女』その70。プチ土佐弁講座付。

ある5月の朝のこと。
はちきんが歩く、歩く。
高知市薊野の道をはちきんが歩く。
歩く、歩く。
五月晴れの空の下を、
はちきんが歩く。
高知市薊野の道を、歩く。
(今日はなかなか晴れちゅうにゃあ。これこそはちきん日和や)
と思いながら、歩く歩く。
(この五月こそ世界制覇への大きな一歩ぜよ!)
と豪快に思いながら、はちきんは歩く、歩く。
(いずれこの「世界」は「はちきん界」になるぜよ!)
と痛快に思いながら、はちきんは歩く、歩く。
(ほんでこの「地球」が「はちきん休」になるがぜよ!)
と愉快に思いながら、はちきんが歩く、歩く。

※この小説は(もちろん)フィクションです。

※とっても可愛いのに何をやっても上手くいかないヘンなぼっちゃんを応援しよう!