『驚異のはちきん小説!「はちきん」と呼ばれる女』その109。プチ土佐弁講座付。

▲「帯屋町と薊野で漂流」

というわけで、帯屋町アーケードの真っ只中、バナナの皮・・・をゴムで作ったおもちゃを取り出したはちきん。
「キッズ!こっち見よれ!」
 の檄とともにバナナの皮・・・をゴムで作ったおもちゃを足元へ投げ出し、
「うわあっ!」
 の演技的悲鳴とともにすってんころりんとこけた緑色のジャージ姿のはちきんだ!
が、
はちきんキッズは誰一人はちきんの方向を向いてないではないか!
(ありゃ!何で誰もこっち向かんが?)
 それだけではない。
 そっと周囲を窺うと、土佐尾長鶏女子高校の制服を着たグループがはちきんの方を見てくすくす笑っているではないか!

※この小説は(もちろん)フィクションです。

※とっても可愛いのに何をやっても上手くいかないヘンなぼっちゃんを応援しよう!