映画館へは行くものである。
どんなに忙しくても時間を作って
行くべきである。
そこには他で味わえない
慰撫と美がある。

「誰も守ってくれない」を観に行った。

映画が始まる前、
北川景子が振り向いた。
「真夏のオリオン」の予告だ。

今、北川景子ほど
スクリーンで果実な女優はいない。
果実だから当然
観るものにビタミンを与える。
北川景子をスクリーンで観ると、
肌にも艶が出そうになる。

そして「少年メリケンサック」の
宮崎あおい。
言うまでもない、偉大な宮崎あおいは、
スピーディーなカットでポップな芝居を垣間見せてくれたが、
それが「美しい」のだ。
可笑しくも美しく、神々しささえもうかがわせる。
それが宮崎あおいだ。

さて今夜は
吉高由里子の「蛇にピアス」DVDを観よう。
どんな新しい発見があるか。