吉高由里子が出ていれば必ず観るという決意の下に、
2月6日の「ラブシャッフル」も観てしまった。

香里奈と貫地谷しほり倉庫で縛られるシーンにア然。
照明とともに入口が開いたときには「ごくせん」が助けに来たのかと思った。

登場人物が「ラブシャッフル!」と連呼するのにもア然。
きっと野島伸司は「ラブシャッフル!」と叫ぶのが流行ると思ったのだろう。

先日、悪くない「苦労話」の一つとして
「20世紀少年」の平愛梨を取り上げた。
確かに悪くない、
10年近くの泣かず飛ばず時代の話は。

そこで「リセット」というドラマを観てみた。
ア然の連発。
これだけ芝居ができない女優はそう滅多に観られるものではない。
平愛梨は、いや、周囲の人間も含めて、
いったい何をやってきたのか。
それともあれは、
深遠な演技論に基づいた
「芝居ができない女優」という芝居なのか?
あの芝居のできなさは、
一見の価値がある。

ああ、それにしても、
吉高由里子はなぜこうも素晴らしいのか。
他の女優と比較すると余計よく分かる。
ナチュラルボーンアクトレス吉高由里子。

ところで2月6日に「ラブシャッフル」の吉高由里子だが、
無口・無表情の「人形」的イメージが強調されていた。

しかし・・。