そもそも「映画雑誌」がテレビドラマの話題をダラダラ聞いていていいのか?
これは「Cut」だけの問題ではなく、大方の「映画雑誌」に言える。
でも「売れなきゃ雑誌は出せなくなるし・・」と言うのだろうが、
そうしてなし崩しにしてきて
文化は壊れていくものなのではないのか?
一応「映画雑誌」を掲げている本が
ダラダラと「メイちゃんの執事」について話を聞いたりするのは
映画ファンを愚弄するものでしかないし、
そんな編集方針であれば、
「映画」を標榜せずに、
「月刊平凡」だの「月刊明星」だのの芸能誌を目標としていると
はっきり宣言すればよい。

このようなことだから、
日本の「文筆」は映画の世界にほとんど影響力を持てないのだ。

と、
「Cut」の吉高由里子インタヴューが
あまりにいただけなかったから、
このようなことを書いてしまった次第。

これは「Cut」を含め、
映画ジャーナリズムに対する愛情から出たものです(笑)。

ところで吉高由里子の「いちごミルフィーユパフェ」に
対抗しているわけでもないだろうが、
北川景子の「パリッテ Palitte」CMがまたいい。
何と言っても「輝くショーウィンドー篇」である。
それだけに「輝いて」いる。
これまでのCMの中では、
北川景子の知的なエロティシズムがもっとも発揮された一本ではないか。
チープなおもしろさで
吉高由里子のイノセンスが表現された「いちごミルフィーユパフェ」に比べ、
ゴージャス感が見事である、
食べているのは「パリッテ Palitte」だけど。
繊細で知的でエロティックな野生動物北川景子、
わたしも近々「パリッテ Palitte」を食べよう。