それにしても北川景子の聡明さと強い「芯」はどうだ。
北川景子の辞書に「迎合」という言葉はないのだろう。
彼女の若さで芸能界にいながら、
それは簡単なことではない。

この春、2人の女優が明治大学を卒業した。
井上真央と北川景子。

井上真央はまだ「女優」らしい仕事をしているとは見ていないが、
好みの男性として「仲村トオル」と「佐藤浩市」を挙げたので、
わたしの中でポイントが上がった(爆笑)。
日々の言動は大切である(大爆笑)。

北川景子。
珍しく芸能ニュースで扱われた姿だったが、
卑俗な言葉を使えば、
改めて「惚れなおした」。
あるいは「惚れ惚れした」とでも言おうか。

大学を卒業できたことに関し、
両親と事務所に感謝する言葉を語るときの率直さ。
そして眼に浮かべた涙。
このような涙を「美しい」という。

さらに男性芸能レポーターがいやらしい声で(こう表現するのがもっとも適切である)、
「恋愛解禁ですか?」などと聞く。
ああ、例えば職場で気色の悪いオジサマに、
あるいは田舎の親戚の家で酒臭いオジサマに、
「彼氏はいるの?」「彼女はどんなタイプ?」などと聞かれる不快感。

しかし北川景子は「迎合」しない。
「どうせそう書くんでしょ。言わない!」(だいたいこのような意味)

そしてさらに「合コンは~」などと聞くレポーターに、
「合コンの出会いは信じないので・・」

見事だ!

こんな女優、滅多にいない。
そして女優という前に、
「女」として、
いやその前に、
「人間」として、
あまりに見事である。

で、吉高由里子だが、
最近本屋に並んだいくつかの雑誌で写真が載っている。
何月号かは覚えていないが、
「ファットフォト」「B.L.T.」「Cut」。
写真のクオリティも、
上記した順のとおりだ。