「デブラ・ウィンガーを探して」ロザンナ・アークエット監督

一番印象に残ったのは「テレビ映画へ出演してしまった」ことをトラウマのように恥じているロザンナ・アークエットだ。アメリカでは「映画」と「テレビドラマ」にはこれだけの差があるとよく分かる。「最近はドラマもクオリティが上がったから」などと言っているのは映画界からお呼びがかからなくなった女優たち。
もちろんアメリカ映画界にも問題点は多いが、ドラマへ平気で出演する日本の俳優たちは全員この映画を観るべきだろう。

7点