「白い春」第10話、
阿部寛が血の繋がっているポニョ(大橋のぞみ)に「おれは子どもが嫌いなんだよ」という場面がある。
本当は一緒に暮らしたいポニョに対して断腸の思いで語る言葉、第10話の見せ場である。
緊迫の場面、カメラはポニョのアップに切りかわった。
あっ!
思わずわたしは声を上げそうになった。

ポニョの顔に水がついている!

これはいったい何なのだ、ここでなぜ無表情のポニョの顔に水が?
わたしは何らかの重要な伏線を見逃してしまったのか?
それとも稀に見る超常現象か、乾いた世界に対する神の恩寵か?

いったいどのくらい悩んだろう。
夜も眠れなかった。
そして気付いた!
あれは「涙」としたものだったのか!
ひょっとしてポニョの顔があまりに無表情だったので、
とても涙とは思えず、「水」に見えてしまったのか!
ああポニョ、芸能活動を続けるのなら、もう少し芝居の研究をするのだよ。

ま、冗談はさておき(微笑)、
7月からの新ドラマの内容が各メディアで発表されているが、
久々に吉高由里子の姿はない。

そんなわけで、ほとんど期待できそうなものはないが、
無理に見どころを探してみよう。
それは次回に!