吉高由里子「白い春」は最終回15.1%だった。
まずまずというところではないか。
阿部寛も面目を保ったことだろう。

それにしても最終回、でたらめぶりが楽しかった。
テレビ関係の雑誌に「放送回数未定」と書いていたから、視聴率がもっとよければもう1回分はあったのじゃないかと思う。
最終回のドタバタ無理やりぶりは、まさしく「テレビドラマ」の面目躍如か(?)。

吉高由里子にとりたてて見せ場のなかった最終回だが、
いいではないか、熱過ぎる阿部寛と遠藤憲一の「ブロークバックパン屋」を見ることができたのだもの。

阿部寛を見る遠藤憲一の目に潤む涙。
「手伝いに来てくれよ」と引き留めるせつなさ、つらさ。
「おれが(エンケンの)子どもになりたいよ」と叶わぬ夢を語る阿部寛。(そのときも「柔」のポニョは受け流す、受け流す・・)
そして最後、
「こいつだけは助けてくれええ」と
叶わぬ恋を「永遠に二人だけの世界」へと昇華させようという阿部寛!
ぜひ二人には映画で再共演していただいて、パン屋で叶わなかった恋の続きを見せてもらいたい。
映画館へ行くかどうかは別として。

「ブロークバックパン屋」に関しては、これからも当ブログで語られることとなるだろう。

さて7月からの新ドラマ、
「猿ロック」には芦名星が出ている。
映画「鴨川ホルモー」で観た芦名星は実に色気があった。
2009年以降もいろいろ映画公開が控えている芦名星に注目して損はないと見る。