「何をって、白髪の話でしょ」
「え、何本?」
「生涯で2~3本」
「2~3本?」
「2~3本」
「ふ~ん」
瑛次は良子の年齢を聞きたくてたまらない。
けれど(大丈夫か)という怖れが頭をもたげる。
「それって、何もしないで?」
「何もしないでって、何が?」
「その・・何というのかな・・、白髪対策とか・・」

※この作品の中には現実のアンチエイジング方法や健康法などが出てきますが、その作品中で言及される効果などに関してはあくまで小説上のできごと、つまりフィクションであるとお考えください。
実際の効果には、個人差などがあるものだと思われます。