「さあさあ、座る、座る」
2人はベッドの上で胡坐をかいて向き合った。
2人とも全裸。
しかし十分まだ温かい。
一瞬見つめ合い、そして微笑を交わす。
先に微笑んだのが良子、その微笑みに上気した笑みを返したのが瑛次。
瑛次は良子の白い首筋、柔らかに下りる髪、緩やかな弾力性を保った胸、2本の大腿に囲まれた部分などに目をやりながら、
(涼子は誰のものだろう)
ふと、そういぶかしんだ。

※この作品の中には現実のアンチエイジング方法や健康法などが出てきますが、その作品中で言及される効果などに関してはあくまで小説上のできごと、つまりフィクションであるとお考えください。
実際の効果には、個人差などがあるものだと思われます。