仲里依紗「ヤンキー君とメガネちゃん」が(今のところ)おもしろい。
もちろんわたしが仲里依紗の才能に惚れこんでいるという贔屓目もあるのだが、けれどおもしろいというのに客観的な理由もある。

まず「シンプルなストーリー、ベタなギャグ」。
テレビで深刻な内容のものを観るのも悪くないが、家庭にいてリラックスしたいときには頭を使いたくないときもある。
下手に入り組んだストーリーにされるよりも、シンプルなものの方がありがたいことも多い。

しかし「シンプルなストーリー、ベタなギャグ」だから楽しめるとも限らない。
楽しめるためには、「華やかさと、芸達者さ」を兼ね備えた主演陣が必要とされる。

その意味で、仲里依紗と成宮寛貴はほぼ理想的なキャスティングだったと言える。