「ヤンキー君とメガネちゃん」は来週が最終回なのだそうな。
来週で10話目だから、まあそんなところか。
最終回に向けて話が湿っぽくなりがちで、ドラマ開始時の興味はかなり薄らいでいる。

ワールドカップ開催中とはいえ、「素直になれなくて」第10話視聴率が9.9%だ。
内容的に一ケタは当然だが、これが現実の数字となって現れたことに関係者は少なからずショックを受けたのではないか。
今さらストーリーや演出に関してどうこう言っても仕方ないが、例えば玉山鉄二が死んでショックを受けている瑛太の背中に手をやる上野樹里の表情を見ながら、「いったいどんな演技プランを持っているのか?」という根本的疑問が湧いた。
わたしにはその時の上野樹里の表情は「夕食の献立」を考えているとしても差し支えないもののようにも見えたのだ。
これはもちろん「撮り方」の問題も大いにある。
あと、「素直になれなくて」に限らないが、わたしはテレビドラマで安易に洋楽を使用するのは嫌いだ。

吉高由里子「美丘」日本テレビオフィシャルインタヴュー映像。
白い映像。
やや酷薄な話し方。
これはテレビドラマのCMだが、つくづく映画的な女優だと思う。