「赤い風船」アルベール・ラモリス監督

誇張された感情表現など一切ないのだが、観ているうちに主人公の子どもと「赤い風船」に感情移入していくという不思議。そして「風船」という感情のありえない「物」に感情移入せざるを得ないことで、独特のせつなさが醸し出される。

6点