アンチエイジング。
場合によっては軽薄に聞こえるかもしれないこの言葉。
そしてもちろんわたしも「老い」というものを否定する立場ではまったくない。
美しく、あるいは厳格に老いていく素晴らしさ。
しかし同時に、アンチエイジングという志向、努力にも尽きせぬ魅力がある。

もちろんコマーシャリズムに偏りすぎた、あるいは怪しげなアンチエイジングは否定しよう。
けれどもともと「アンチエイジング」というのは「不老不死」「不老長寿」など人類の悲願とも言うべき思想の現代版なのだ。
成功するか否かはともかく(笑)、地に足をつけてアンチエイジングを考えることはけっこうエキサイティングである。