しかし・・。
睡眠にはもってこいの季節に入った。時間の制約さえなければいくらでも眠れそうだ。とは言え、よく「一日ぶっ通しで寝た」「いやそれ以上寝た」などという話をちょいちょい耳にするけれど、残念ながらぼくはそんなにひたすら眠ったという覚えはない。どこかで目が覚めてしまうんだ。
人間は毎晩夢を見ているもので、「見てないよ」というのは覚えていないだけだというけれど、ぼくの場合は「まったく夢を見ていない」という睡眠の印象はほとんどなくて、「はっきり覚えている」か、そうでなければ「おぼろげに記憶している」かどちらかだ。
などと春眠について書いているのは別に風流ぶっているわけではなくて、この前ミリアム・ウルド-ブラム Myriam Ould-Braham
がエトワールになる夢を見たからなのだ。
「ミリアム、遂にエトワールに?」
朝、パリオペラ座バレエ団のHPで確認したけれど、プルミエダンスーズのままだった。