まあそれにしても宮崎あおいというのはその腹の据わり方、恐るべき女優であり、恐るべき女だと思う。「篤姫」出演で思考停止マスメディアによって冠せられた「国民女優」異名など嘲笑うかのように、「篤姫」以後は舞台を一つこなした後、いつものように映画の世界に埋没している。「篤姫」の後どれだけ宮崎あおいの元に民放ドラマのシナリオが送られてきたかは知らないが、間違いなく尋常な数ではなかっただろう。「宮崎あおいに棄てられたドラマシナリオ」という本を出してほしいくらいだ。「メラニー・ロランは映画を愛し、映画はメラニー・ロランを愛す」。宮崎あおいも映画に愛されているのであり、少なくとも映画を愛さない人間が映画に愛されることはない。

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