「それでも、生きてゆく」第6話視聴率8.1%。
今このドラマで一番楽しみなのは安藤サクラの登場するシーンだ。一挙手一刀足が楽しめる数少ない女優の一人。欠陥の多いドラマ「それでも、生きてゆく」の中で文句なしに楽しめるのは安藤サクラだけかもしれない。
満島ひかり。
もちろん現在最高の女優の一人だけれど、このドラマでは瑛太とともにワザとらしいセリフを言うシーンが多い。
第6話でもカラオケ店のシーンで「何を歌うか」話し合うところなど、「ナチュラルな会話」を目指しているつもりなのだろうけれど、逆に非常にワザとらしやり取りとなっている。
安藤サクラは幸いにも今のところそのテのセリフを言うシーンがなく、一人悪を背負っているムードは悪くない。
もちろん、悪くはないけれど、これまで映画で演じて来た役を「プチ」にしたようなものではある。