孤独を癒すのは「賑わい」ではなくて、「自分は完璧なる孤独である」と、ぼくはそう思うんだ。
なぜか?
「自分は完璧なる孤独」である、つまり「全ての人間は完璧なる孤独」である。
ということは、孤独は絶対的に存在するものでありながら、孤独など一切存在しないということではないか。
詭弁のようだって?
いや、いささかソフィスト的ではあるけれど、それが真実を語ることもあるさ。