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●「母連れ狼の」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)との日々~『007 スカイフォール』の凄さ、ソフィー・マルソーの凄さ。 [「言葉」による革命]

わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。

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★映画は最高の「会話」の題材となる。
そして人間、「会話ある人生」と「会話無い人生」とはまったく違う。
 
このテーマ、わたしの宿願と言っていいですが、深め、広げ、各方面にアピールしていきます。

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毎日ですね、誰かと、映画か音楽か本(読書)に関する会話を試みてください。
つまりわたしが言うところの「3種の神器」に関する会話ですね。
映画か音楽か本(読書)、そのうちのどれか、あるいはそれらすべてなら言うことない。
芸術は基本「独りで鑑賞」するものですが、それを「自分の中」に留めず、「外へ出す」ことで新たな、そして時に大きな展開が生まれます。

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で、007シリーズでわたしが(1番!)と思った作品は

『スカイフォール』です。

そのスケール感、明瞭かつエキサイティングな展開、そして何よりも適役ハビエル・バルデムの圧倒的存在感とM=ジュディ・デンチの「最期」というドラマティックなインパクト。
国際スパイハードアクション映画として、そしてそうしたジャンルカテゴリーを軽々凌駕して「人間を濃厚に浮き彫り」にした作品となっている。

ところで「ボンドガール」の流れにドラスティックな転換点を叩きつけたソフィー・マルソーだけど、もうとにかくオーラが違うのね。
『ラ・ブーム』でとてつもないアイドル女優としてその名を轟かせたソフィー・マルソーだけれど、「大人」になってからはその美貌が冴え渡るだけでなく、まさに「欧州の映画スター」として、「そこにいる」だけで観客の心を満たす(もちろん満たされない人もいるでしょうが・・・多様性だからね)女優となっていて、『007 ワールド・イズ・ノット・イナフ』ではジェームズ・ボンド=ピアース・ブロスナンを圧倒、そう、ジュディ・デンチと共に映るシーンこそ、映画史的に特筆すべき幸福な時間となっている。

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hana2023

「スカイフォール」観ていませんでした。
ハビエル・バルデムの存在感はどんな役柄であっても、…と言っても彼ならではの役しか演じませんけど、M=ジュディ・デンチが「最期」とは、全く予想外の展開です。
「スカイフォール」には、ご贔屓のレイフ・ファインズも出演していますね。
ピアース・ブロスナンは重みと言うか、渋さに欠けた軽めのJ・ボンドに見えます。彼の演じたボンドは「ワールド・イズ・ノット・イナフ」ですね。
圧倒的な存在感を見せるジュディ・デンチって出ているだけでオオ~~!となりますもの、拮抗するソフィー・マルソーの存在とは、どちらを観たら良いのか迷います。
ロバート・カーライルの出演シーンも久しぶりに観たくなりました。
by hana2023 (2023-12-12 11:21) 

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