もちろん「助け」を必要とされているご高齢の方がいれば、個人レベルでも社会レベルでも手を差し伸べて差し上げるべきだ。
しかし「ご高齢の方=弱者」であるというのみの視点を固定するべきではないと思う。
視点を変えれば「ご高齢の方」は「強者」であると言えるのではないか。
「高齢」とされる年齢まで達していない者たちが「ご高齢の方」に「助け」を求める状況はいくらでもあるはずだ。

それでは次回、なぜ「ご高齢の方」たちが「強者」と言えるのかについて書いてみよう。