ある種の「言葉」を使わないという選択が人間の「品性」を高めることは多い。
あるいはある種の「言葉」を使われない雰囲気を創り上げるとか。
例えば「イケメン」。
あ、「イケメン」という言葉を使ってる人が全員ダメと言ってるわけじゃないですよ。
でも「イケメン」という言葉が一般的に流通するようになってから、ただでさえ軽薄だった日本社会の軽薄ぶりに拍車がかかった気はする。
まあ「誰が」「どんなシチュエーション」で使っているかにもよるんですけどね。

例えばカラヴァッジョの描いた「聖ヨハネ」を見ながら、「この人イケメン~」としか言えない人はアホでしょう。