「元気」という言葉の使用全てに批判的なわけではありません。
ただ、どう考えても空虚な使われ方が多過ぎる。
どういう状態が「元気」なのか?
どんなことで本当に「元気」が出るのか?
そういう肝心なことが一切検討されずに、「元気」という言葉だけが虚しく飛び交っている。
人間とはテレビでおふざけ番組を見てそんなに「元気」になれるものか?
一過性のイベントとか飲み会へ出ることでそんなに「元気」になれるものか?
もちろんわたしは「違う」と思ってますよ。
いや、そうしたことで「俄か元気」が出る人もいるでしょう。
しかし人間はそんなに単純なものじゃない。
本当の「元気」を持った人は、逆に言えばどんな状況でも「元気」を失わないし、空虚な「元気」に左右されることもない。