沢尻エリカ、綾野剛「ヘルタースケルター」に深さはほとんどない。
「ほとんど」、つまり「少し」はある。

沢尻エリカ、綾野剛「ヘルタースケルター」に「過激」はほとんどない。
「ほとんど」、つまり「少し」はある。

今、映画界で本当に「過激」を観たければ、ラス・フォン・トりアーの「アンチ・クライスト」などは一例となりうるだろう。

けれど「アンチ・クライスト」を、映画を観つけていない人にはとても薦められない。

その点、「ヘルタースケルター」は(年齢制限はあれど)基本誰もが楽しめる映画となっている。