そんな武井咲。
「息もできない夏」第8話は8.2%だったというけれど、皆さんもっと観ましょうよ。

「神谷薫」役ということで不安視されることも多かった武井咲だけれど、わたしの観たところ大きな違和感はなかった。
マンガの「神谷薫」は昔ながらの典型的な少女マンガ風容貌で、少なくともヴィジュアル的には大きな個性のあるキャラクターではない。
原作では「神谷薫」とその他の登場人物のやり取りがなかなかおもしろいのだけれど、それはほとんど「マンガならではの表現」であり、実写で無理に再現できるものではないし、する必要もない。
そんな諸条件のなかで武井咲はよくやっていると思います。
何よりも「演技してます」感があまり表面に出ないのがいい。
そのあたりは映画でもつい「舞台芝居」をしてしまう舞台出身ベテラン俳優などよりも「映画女優」として好ましいわけだ。