「・・・カキティーヌ」
「カキ・・・ティーヌ」
「カ・キ・ティ・~~~~・ヌ」
革命カキは高知市愛宕通り上空で息を呑む。

カキティーヌは変わっていない。
あの頃のままだ。
いや、あの頃よりもさらにフランスカキに磨きがかかっている。

「・・・カキティーヌ」
「カキ・・・ティーヌ」
「カ・キ・ティ・~~~~・ヌ」

と革命カキが声に出したわけではない。
これらは革命カキの心の声だ。

「カキさん!」

カキティーヌが呼び掛ける。