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ラース・フォン・トリアー「メランコリア」とキルステン・ダンストの出会い。2013年1月24日 [生と死のためのアート]

ラース・フォン・トリアーのどの作品も一般の人に「この映画、ぜひ観てみてよ♪」とは言えない。
ましてや言葉の終りに「♪」を付けることなどできるわけもない。
ラース・フォン・トリアーは基本的に映画ファンの間、アートファンの間で声を潜めて語られる監督だ。
けれど「メランコリア」はキルステン・ダンストが何とそのポテンシャルを存分に発揮している。
「メランコリア」以前だってキルステン・ダンストはその陰湿なのに一般の人たちの心にも触れる特性を発揮して来たけれど、確かに「メランコリア」に於いて、初めて今持っているすべてを出し切っているように見える。
となればやはり、ラース・フォン・トリアーは否が応でも稀有な映画監督なのだな。



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