#57378;「末尾ルコ 革命広場」/〈「言葉」による革命・「美」による革命〉#57378;

#57378;「末尾ルコ 会話芸術」
#57378;「末尾ルコ 革命広場」

「言葉」「会話」「コミュニケーション」「話し方」・・・「美」

#57869;ジェニファー・ローレンスは今世界最高の若手女優というだけではなく、歴史的に見ても極めて稀な才能を持った女優です。

#57870;「Woman」出演中の二階堂ふみはそんじょそこらの「若手女優」やまして「タレント」なんかとは次元の違う存在です。
ぜひ「次元の違い」を感じ、「二階堂ふみの映画」を観てください。
#57870;俳優など「表現者」を育てるのは、最終的には「よき鑑賞者・支持者・ファン」です。

#57870;現在実験的にブログをつついています。
その一環としてブログテーマや順位は表示しておりません。

#57870;満島ひかり、二階堂ふみ「Woman」第1話では二階堂ふみの出番はあまりなかったですね。
台詞もほとんどなかった。
けれどまずガラスに映る二階堂ふみの顔がアップになるんですが、その表情はさすが。
いろいろな意味をたっぷり含んでいる人間の表情に見えます。
演出側も二階堂ふみの登場をどう見せようかと練った結果のシーンでしょう。

#57870;満島ひかりも説得力のある雰囲気を醸し出しています。
第1話でいきなり田中裕子に延々と「恨み事」を語るシーンが用意されていましたが、「田中裕子‐満島ひかり」競演ということだけで「凄い」んだとご理解いただければ。
そこらの「テレビ専門俳優」が芝居しているのとは違います。

#57870;「Woman」の不安点を挙げるとすれば「台詞」ですね、やはり。
脚本の坂元裕二得意の長台詞。
先ほど挙げた第1話、満島ひかりが田中裕子に延々と「恨み事」を語るシーンの台詞はかなり長かった。
あそこは辛うじて許容範囲でしたが。
長台詞が何でも悪いというんじゃなくて、坂元裕二が「それでも、生きてゆく」や「最高の離婚」で俳優に語らせた長台詞は堪え難いものがあった、ということです。
それと子役の台詞や芝居も不安ですね。
これも第1話から子役の芝居にかなりの時間を割いていました。
正直なところかなりワザとらしかったです。
「子役を売り出そう」というのは芸能事務所もテレビ局もビジネスだから当然ではあるけれど、子どもが当然のように大芝居をするのはいただけません。

#57870;とは言え「Woman」第一話、なかなか観応えありました。
テレビドラマだからどこか甘い部分が出て来るのは仕方ないとして、可能な範囲で一人の「シングルマザー」の人生と現代日本社会の歪みをどの程度描いてくれるか今後に期待しています。

「Woman」第1話視聴率は13.9%でした。

「吉高由里子を映画館で観よう!」
「綾野剛のファンであれば、さあ、出演映画を観よう!それが綾野剛が活躍できる社会への一歩となる」


推薦映画

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もちろんジャック・ニコルソン「カッコーの巣の上で」

ジェニファー・ローレンス主演「世界にひとつのプレイブック」