●宮崎駿監督の「風立ちぬ」が米アカデミー賞の長編アニメーション部門にノミネートされていろということで、日本のメディアの見出しは「それ」ばかりですが。
しっかり「主要部門」の報道もするべきです。
「米アカデミー賞の結果」はアメリカに限らず、世界各国の人たちが共有するに足るクオリティを誇るものだから。
ちなみに長編アニメーション部門を制するのは「風立ちぬ」ではなく、年末から全米で「ハンガーゲーム2」に次ぐ超メガヒット中の「アナと雪の女王」ではないでしょうか。

●「風立ちぬ」が「アナと雪の女王」をうっちゃって受賞すればすごいですが、ハリウッド製アニメは桁外れのビジネスで、しかも作品的評価も高い。
敢えて日本のアニメに賞を持って行くことはないと考えられます。