●『アデル、ブルーは熱い色』主演のアデル・エグザルコプロスがロミー・シュナイダー賞にノミネートされたという話をしました。
『アデル、ブルーは熱い色』公開も4月5日と迫って来ましたね・
ところでロミー・シュナイダー賞の「ロミー・シュナイダー」をご存知ですか?
ロミー・シュナイダーの出演作を観たことがありますか?
映画史上屈指の大女優。
とりわけ欧州に於いては、「20世紀最高の映画女優」と評しても差し支えない。
ロミー・シュナイダーは最愛の息子を無情な事故で亡くし、その精神的影響は計り知れず、本人も40代で悲劇的死を遂げた。
しかしそんな人生そのものも、ロミー・シュナイダーの女優としての深みに大きな役割を果たしている。
とりわけジャン・ルイ・トランティニャンと奇跡的ケミストリーを起した「離愁」は、わたしの最も愛する映画の一つです。