●ルーベン・フライシャー監督「LAギャングストーリー」
フレデリック・ジャルダン監督「スリ―プレス・ナイト」
ハーモニー・コリン監督「スプリング・ブレイカーズ」
ウェイ・ダーシャン監督「セデック・バレ」

の4本の中で、「セデック・バレ」の評判は聞こえていましたから、まあ「評判通りの出来」でとても充実した鑑賞時間を過ごせた。
「スリープレス・ナイト」はフランス映画ですが、日本国内ではよいも悪いも「評判」自体目や耳にすることが少ないわけですから、2時間弱、まったく間断なく愉しめると、とても嬉しい気分になります。
「スリープレス・ナイト」のアクションシーン、ヴァイオレンスシーンは、ハリウッド映画のように大予算を掛けているわけでもない。
フランス映画を観ていると、つくづく「映画はセンスだ」と痛感させられます。
カメラワーク、アングル、小道具、ラィティング、ブラックユーモアなどを駆使して、退屈な大爆発映画など遥かに凌駕してしまう。
「スリープレス・ナイト」、お薦めです。