●「花子とアン」で故郷山梨の学校に教師として赴任した花子(吉高由里子)が早々に生徒を掌握できない状態に陥りますね。
新人の教員にはよくある光景です。
基本的に生徒の多くは「優しいだけ」では増長します。
ま、わたしも進学塾講師だった頃、そのごく初期の時期に失敗した経験がありますもので、よく分かります。
わたしの場合、その失敗が結局はいい薬になり、その後はずっと生徒を(いい意味で)コントロールできるようになりました。
でもなかなか改善できない先生もいるんですよね。
本人は一生懸命にやっているんだけれど、生徒は付いて来ない。
正直なところ、「技術」以前の人間的度量の問題も大きい。
抽象的な言い方になるけれど、教員を志す方は、できるだけ人間的度量を大きくする努力をしておかないと、後々苦しむだけになります。