●末尾ルコ傑作詩「アマンディーヌ・アルビッソン、大川村、御伽草」篇。

ある日
アマンディーヌ・アルビッソンは
御伽草の
ひと塊が
空から落ちていくるのを
受け止めた
それは大川村から
高知市へ至る道の
どこかだったという
噂はある

それは本当?アマンディーヌ。
わたしは、そんな話、
聞いたことがない。