●末尾ルコ傑作詩 アマンディーヌ・アルビッソン、越知町、カミュ「幸福な死」篇。

その次の日、
アマンディーヌ・アルビッソンという
スイートな名前を持ったバレリーナは
越知町から高知市へ至る道のどこかで
雲間から降って来た御伽草と
カミュの「幸福な死」を見て、
(こんなこと、あり得ない)
と思ったそうな。

本当かい、アマンディーヌ?
いえ、わたしは高知県にさえ
行ったことがない。