●末尾ルコ詩D「知ること、メカジキ、いりこだし、高知市」篇。

メカジキの身が豊富に入ったパックです。
けれどぼくはメカジキについてほとんど知らない
キッチンにいりこだしがありました。
ぼくはいりこについて
どれだけ知っているだろうか?

ぼくたちは
どれだけ知ればいい?
どれだけ知る必要がある?

その日、高知市は
朝から雨だった。