●末尾ルコ「社会批評」~オスカー女優ケイト・ウィンスレットのSNS批判。

♪チック・コリアと上原ひろみの「BolivarBlues」を朝から聴く清涼感よ!

「Movie Walker」という映画サイトで、女優のケイト・ウィンスレットが「SNSは俳優のキャリアの妨げ」と語ったという話題が掲載されていました。
映画「愛を読むひと」での米アカデミー主演女優賞獲得を始め、極めて順調なキャリアを重ね続けるケイト・ウィンスレットの発言だから、というわけではないですが、わたしもSNSには批判的なスタンスなもので同感するところが大きいのです。
同記事ではケイト・ウィンスレットが「SNSで様々なことを噂される今の時代は若い才能の芽を摘みかねない」と考えており、「何かがあるとすぐ炎上するようなカルチャーのなかで、正気を保つことは難しい」旨語っているとしています。
まったくその通りですね。
ネット文化がもたらした信じがたいメリットは数多いですが、要は使いようです。
「炎上」という話で言えば、既に多くのネットへヴィーユーザーは「炎上させるノウハウ」も知り、実行している。
逆に「炎上」で自らのサイトに誘導し、広告料などを稼いで悦に入っている御仁らも存在する。
いずれそうした空虚さは淘汰されていくでしょうけどね。
とは言え、容易にいい意味の淘汰が起こらないのが日本なんだなあ~。

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