●末尾ルコ詩「鴉、マーガレット」篇。

鴉が止まった
それはきっと幸運の鴉に違いないと
思ったり
思わなかったり
思ったり。

まるでマーガレットの
薄紅と
薄紫が混じった
花びらのように