●末尾ルコ詩D「猫、東ゴート、背中をポリポリ」篇。

「猫、東ゴート、背中をポリポリ」篇。

ある夜のこと
寝ていてさ
急に背中が痒くなって
ポリポリと描いたのさ

ポリポリとね。

そしてしばらくの間、
バルザックの「ゴリオ爺さん」を読もうとして別の本にした。
あれは
「東ゴート興亡史」だったような。

蚊は飛んでいなかったよ。

素敵なネコに
蚊が飛んできたら、
許さないけどさ。