●末尾ルコ「言葉を中心に心技体を磨く」講座~テレビの害悪と「健康維持・増進」の関係。

テレビ点けてて心底気分の悪くなることはよくあるんですが、
という言い方をするとテレビ関係者のお決まりの文句が、

「いやなら観なければいいじゃないか」。

しかしこんな愚劣にして幼稚な言い方を真に受けてはいけません。
「自分」が観ていなくても、「誰か」が観ている。
しかもその「誰か」は、一冊の雑誌の読者などよりも遥かに多い人たちである。
つまりまだまだテレビは他のメディアよりも圧倒的に影響力がある、特に悪影響の方の。
だから「自分は嫌だから観ないよ」だけで済ませてはいけません。

で、心底気分が悪くなると言うか、強い怒りを覚えることに一つ(他にも山ほどある)が「インチキ臭い健康食品・サプリメント」のCMです。
こうしたものは体長が優れずに「何でもいいから助けてもらいたい」と望んでいる方たちの心理に付け込んだものばかりだから余計に卑劣である。
このテのCMで広告料をせしめながら、「悪徳商法に引っ掛からないように」なんて話をしてるわけだから、テレビってそういうものなのです。

「健康維持・増進」に関て触れておけば、「適切な食事」「適度な(←ここが大事)運動」、そして「精神バランス」・・・この3点が最も大切なのはどう考えても明らかです。